
プレコンセプションケア(妊娠のために今からできること)
将来妊娠しにくい体にしないため、以下のことを考えましょう。
①信頼できる婦人科のかかりつけ医をみつけておきましょう
まずは信頼できる婦人科のかかりつけ医をみつけておくことをおすすめします。
何も症状がなくても、1年ごとくらいに定期的に子宮や卵巣をチェックしましょう。
その際に子宮頸がん検診もしておくことをおすすめします。
症状がでづらい婦人科疾患もあるので、定期チェックすることで早期発見につながります。
②症状がでたら、すぐ婦人科を受診しましょう
早めに対処して、とりかえしのつかない事態にならないように治療介入します。
③内科や外科疾患、精神疾患で病気をお持ちの方は、しっかり継続フォローをしましょう
●赤ちゃんがほしくなったら妊活に入る前にすぐかかりつけの主治医に相談して、現在の状態で妊娠していい状態かどうか、許可を得ましょう。
●薬物治療中の方は、妊活中に支障がない薬かどうか確認します。
また妊娠したら中止するべきお薬や、変更したほうがいいお薬もありますので、主治医の先生に問い合わせて、ご自身でしっかり把握しておきましょう。
●妊娠後には持病の状態はどうなることが予想されるのか、前もって主治医の先生に確認しておきましょう。妊婦さんに関しては、おかかりのクリニックでなく、総合病院や大学病院で、産科のある病院に転院してフォローをしてもうらうという場合もありますので、前もって主治医に確認してください。
●転院の場合はかかりつけ医から転院先に、紹介状も必要になります。
●パートナーにもご自身の状態も理解してもらっておきましょう。
注意すべき疾患
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喘息などの呼吸器の病気
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心臓、腎臓、肝臓の病気
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甲状腺や脳なのどのホルモンの病気
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リウマチやエリテマトーデスのような膠原病疾患の場合
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糖尿病などの代謝内分泌疾患の場合
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血液の病気
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てんかんなどの脳神経の病気 など
サプリメントの例
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葉酸
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鉄分
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MVM(マルチ・ビタミン・ミネラル) for women
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ビタミンD
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ビタミンB
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漢方(卵子の質をあげるもの等)
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男性用サプリメント
